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スイーツ作るのも 食べるのも大好きです 小学校1年生と、 4年生の男の子の子育てにも日々奮闘中です


by A-SWEETS-LABO
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厄除け物語。お寺詣り編。

我が家のパパさんは今年、本厄でして。(つまり、かぞえで42歳)
 厄年のお払いに全く行ってなかったので、気になっておりました。
 そしたら、私の住むこのあたりではだいたいが、奈良県にあります「松尾寺」に行くそうで
 それじゃあー、みんなで行きますか?ってことになり。
 じいちゃんばあちゃんも一緒に、セレナ(ハマムラジュン号)に乗って行ってきました。

 自宅から1時間少しで行ける場所ですが、なんせ場所は山の上です。
 朝からまた大阪はかなり冷え込んでいましたので、子供達も寒さ対策万全で。
 ばあちゃんにいたっては、カイロの2枚張りで。

 道中は私が運転で、ナビの操作を厄年男がピピピとやっております。
 だいぶん目的地に近くなってきますと、じいちゃんが、、、。

 「こんなんやったかなー、えらい変わってしもうたなあー。あの時はバスやったしなあ。」
 と、話し始めました。
 「へえー、来たんやね。やっぱり。厄年の時に?」
 「そうや、そやから、、、、、32年ぶりかあー。」
 「、、、、、、ふううーん、、、、、。」

 そりゃねえ、32年もたてば面影もなく変わるでしょ。普通。
 なのに、じいちゃんは「変わったなあー変ったなあー。」って。
 「あんたが、一番変わってるんやって!!」と、心の中で突っ込みました。

 さあさあ、現地に到着です。
 車から下りると、しゃれにならんくらいさぶい。
 しかも、お寺の本堂まではかなりの階段。
 子供達はしばらく車に乗って退屈してたので楽しそうに登っていきます。
 仁ちゃんも、じいちゃんとばあちゃんに手を引いてもらって、うれしそうです。

 
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 さて、受付はあちらですよ。の案内の元、行ってみますと、初老の紳士が優しい口調で、
 「こちらへは初めてでいらっしゃいますか?ではご説明させていただきます、、、。」
 説明を聞きすすめていますと、おもむろに御祈祷料のお話へ。
 ええ、ええ、払わせていただきますよ。ちゃんと、厄祓いに来たんですもの。お願いしますよ

 「私どものところでは今日から1年間、お祓いさせていただきまして、これは定義といたしまし
 て、1万円ちょうだいいたしております。そして、毎月お供え物を差し上げるのに12000円
 ちょうだいいたしておりまして、、、。」

 私は、「そうですか。」と、冷静を装って言いましたが。
 心の中では、、、「なんですとおーっ!!いいい、1万円もするのおおー!!」 とビックリギョーテンです。
 それに加えて、まだ払えって言うんやから恐ろしい。
 あなたねえ、あなたもここに雇われてるから罪はないんでしょうけどねえ。
 見てごらんなさいよ、うちにはねえ幼子が2人もいるんですよ。
 最近ではでねえ、物価の上昇だ、株価の暴落だ、なんてねえ一般庶民はホントに、
 暮らしにくい世の中になってるってのに、あなた、よくもさらっと。1万円。だなんて。
 
 まあまあまあまあまあ、、、、、致し方ない。しっかり厄払ってもらうしかない。

 支払をすませまして(高額だったため、御祈祷とは言いずらい、、、、)
 本堂の方へ全員で靴を脱いであがります。
 仁ちゃんは、他の人に迷惑がかかったらあかんから止めとくか?って最初は思ってました
 が、せっかくなので一緒に中に入れてもらいました。
 わーわーと騒いだらダメなので、こっそりとアメを食べさせて、、、、。ところがね。
 ソレがミスだったんですよおー。
 無くなったら、次のをだせーだせー!と大騒ぎ。
 立って抱っこしてしばらく落ち着いたと思ったら走りたそうに足をゴソゴソ。
 重さに耐えきれず下ろしたら、いちびって他の座ってる奥さんの所に愛想ふりまきに行く。
 一緒に座ってる、じいちゃんばあちゃんなんか他人のふりしてるもん。
 たっちゃんはチンと座って拝んでるし。

 また、走り回ろうとした瞬間、入口に立っておられた方に
 「僕。もうちょっとやから静かにできるかな?」
 
 「、、、、できません。(泣)外に出てます。スミマセン。」←私
 仕方なく、私と仁ちゃんはお祓い途中で外へ。あーあー。
 しばらくして、みんなが出てくるまで二人で遊んでました。
 その後も、そのお寺の境内を3か所回って拝まないとダメらしいのでみんなで階段を
 上がってはおがみ、上がっては拝み。

 そしたら随分と先に上がって行った、たっちゃんが走って降りてきましたよ。
 「ママーウンチやねん」
 「最悪」

 そしたら、ばあちゃんが颯爽とたっちゃんの手を引いて「ばあちゃんが連れていったげよ。」
 ってね、ドンドン降りて行ったんですよ。
 すると今度はパパがね、上から降りてきて「トイレは上にあるらしい。」と。
 
 慌てて下を走る二人に大声で、私が。
 「たっちゃーーーーん!!トイレは上にあるんやってえええーーー!!」と。
 でも、大声で叫ぶ母の声が聞こえなかったのか行ってしまいました。
 なああーんや、私一人、トイレの場所叫んじゃって、ハズカシイ。

 無事、お参りも終わり。
 また、ハマムラジュン号で帰途についたのでした。

 これで、厄除けは万全!いえいえ、来年はお礼まいりというものでまた、参拝しなくては
 いけないらしいのです。
 ということは、、、、、また。いちまんえん、、、、、ですかあー?
 いや、いや、お金やないですよね。
 この1年が無事にすごせれば、金額ではないのですよ。
 だいじょうぶなんでしょ、松尾寺さん。
 あなた、ここまでして今年不幸があったら、怒鳴りこみにいきまっせ。なーんてね。
 バチがあたるわ。ごめんなさい、松尾寺さん。

 明日は、厄除けのためにあるものを作ります。
 こうご期待!!

 真剣に拝みまくる、本厄年の方↓
 
 
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by A-SWEETS-LABO | 2008-01-26 18:42 | FAMILY